HOME看護セミナー > 輸液・電解質・酸塩基平衡異常〜危険な病態は何か!電解質異常はもう怖くない〜
東京 5/29(日)
終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。
 輸液・電解質・酸塩基平衡異常はどのセクションにおいても遭遇する頻度の高い病態です。軽微な異常でも重要な病態が隠れていることがあります。病態を知ることで「危険な状態」を事前に察知し対応することや「なぜその指示が出たのか」を理解していれば誤った処置を防げます。看護師がチーム医療を果たす上での基本的知識(いわゆる「コツ」)の具体的ケースをいくつか提示して解説します。

具体的のー例
1)「選んではいけなかったこの輸液」
 輸液には体液を回復させるための是正輸液と維持輸液、栄養補給のための栄養輸液があります。病態に応じて輸液の種類を選ぶ必要があり、選び方を誤ると病態を悪化させる事があります。
 栄養管理の基本がわかればNST(栄養サポートチーム)回診もバッチリです。
 とくに、Refeeding症候群は栄養開始後に死亡する可能性のある病態です、予防と早期発見が重要です。
2)「持続点滴に潜む危険」
 『とりあえず、3号輸液で』をよくみませんか? その点滴が本当に必要なものかを見極める目を持ちましょう。また低K血症では低K血症を増悪させ危険な輸液になります。
3)「見た目は元気そうなのに?!」
 電解質異常でも急変があります。病態を知っていれば防げることがたくさんあります。例えば意識障害をみたら低Na血症・高Na血症・高Ca血症を考えます。電解質異常の症状や起こりやすい病態を理解して急変を防ぎましょう。
4)「低ナトリウム血症=飲水制限は誤り?!」
 低Na血症の治療で飲水制限や塩分負荷を行っているのをみかけます。病態によっては逆の治療となり悪化することもあります。
 飲水制限はどんなときにすればよいのでしょうか。基本を理解していれば心配ありません。
5)「こんな病歴で気づけた電解質異常」
 病歴や薬歴が重要な情報になります。例えば糖尿病では高K血症、ループ利尿薬では低K血症、多尿では尿崩症を疑います。

志水英明 先生
中部ろうさい病院 腎臓内科 部長
名古屋大学大学院医学系研究科・医学部医学科
腎臓内科 招へい教官
【講師からのメッセージ】
 「どの輸液を使うべきかわからない」「電解質・血液ガスが苦手だ」などの声をよく聞きます。電解質異常や酸塩基平衡異常(血液ガスの異常)を学ぶと, 普段は気にしていなかった輸液や薬のポイントが見えてきます。
 患者さんを救う手がかりはたくさんあります。苦手だった電解質・酸塩基平衡異常を一緒に楽しく学びましょう。

【東京会場】
〒101-0047 東京都千代田区内神田3丁目24−5
【地図を見る】
【本セミナーの目標】
輸液・電解質・酸塩基平衡異常の基本的な知識の習得
症状と必要な観察項目の習得
電解質異常でおこる危険な徴候の習得
輸液・電解質・酸塩基平衡異常を好きになる

9:30 〜 9:35
オリエンテーション

9:35 〜 10:35
輸液の基本:輸液の種類と選び方

 細胞外液と細胞内液の違い
 是正輸液・維持輸液・栄養輸液
 Refeeding症候群とは
- 休憩10分 -
10:45 〜 11:45
重要な電解質異常:ナトリウム

 症状と必要な観察項目
 なぜ急激な補正は危険なのか
 水制限と塩分負荷どちらが適切?
 飲水制限はどれくらい
- 昼食(60分) -
12:45 〜 13:45
重要な電解質異常:カリウム

 症状と必要な観察項目
 絶食時高K血症に注意
 危険な低K血症
- 休憩10分 -
13:55 〜 14:55
誰でもわかる酸塩基平衡異常:代謝性アシドーシス編

 代謝性アシドーシス
 血液ガスの読み方
 anionギャップで分けて考える
 危険な代謝性アシドーシスとは
- 休憩10分 -
15:05 〜 16:05
誰でもわかる酸塩基平衡異常:代謝性アルカローシス編

 代謝性アルカローシス
 尿中Clで分けて考える
 薬剤と代謝性アルカローシス
 難治性高血圧をみたら
16:05 〜 16:30
質疑応答
※上記内容・進行予定は,変更する場合があります。
エッサム神田ホール
新館(2号館)
JR神田駅 西口 徒歩3分
東京メトロ銀座線 神田駅4番出口 徒歩3分
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