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																| 美容皮膚医学BEAUTY 第6号(Vol.2 No.5, 2019) | 
															 
															
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																	 2019年4月発売 A4変型判/80頁 
																		価格:本体3,600円+税 ISBNコード:978-4-287-91006-1 
																	全ページカラー印刷 
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																企画編集/戸佐眞弓 
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										| 画像をクリックするとサンプルをご覧いただけます | 
									
									
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										 ケミカルピーリングは,現在の一般的皮膚科治療の1つとして多くの医療機関で施行されています.日本におけるピーリングの歴史はフェノール薬剤から始まり,黄色人種には禁忌であるというものが,私たちの先輩の世代の常識でした.しかし,1995年ごろ,米国においてグリコール酸の薬剤が黄色人種でも安全で有効性があることが確認され,汎用されるようになり,日本国内でも本格的に導入され始めました.また2001年より日本皮膚科学会でガイドラインの整備が行われ自費診療として認知され,2008年にEBMを重視した改正の第3版が出版されるまでになりました.この20年間に,尋常性ざ瘡に対する治療には過酸化ベンゾイル製剤が承認され,シミやシワのアンチエイジング治療においても,新しい医療機器の導入など目まぐるしく変化を遂げてきました.しかしそのような画期的治療をもってしても,なお治療に難渋するケースは少なくなく,日常診療でケミカルピーリングを組み合わせているのが現状であります. 
 今回,ケミカルピーリングにこれから取り組む先生方にはハンドブックとして,長年取り組まれている先生方には,これからより一層の満足度の高い治療への一助として役に立てていただきたく特集を組みました. 
 特集にあたり,ケミカルピーリング基礎的総論,各論については,長年,大学病院などで研究豊富な先生方にお願いし,今までのご経験,工夫などすべてをオープンにしていただきたくお願いいたしました.とくに各論では,薬剤をグリコール酸,サリチル酸,トレチノイン酸に絞り安全で有効なピーリングの解説をお願いしました. 
 またそれに加え,長年,精力的にケミカルピーリング治療を行っている先生方には,それぞれのオリジナルな工夫についても教えていただきたくご依頼しました. 
 ケミカルピーリング治療は,これからも安全で有効性の高い治療として,患者さんのQOLを上げるものと確信しております. 
											
													戸佐眞弓 
													(まゆみクリニック 院長)
 
											 
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														  I.ケミカルピーリングの基礎知識 
														    ガイドラインから臨床治療への取り入れ方/戸佐眞弓 
														  II.主要薬剤別の手技および注意点 
														    1.グリコール酸ピーリング/船坂陽子 
														    2.サリチル酸ピーリング/上田説子,大日輝記 
														    3.レチノイン酸(トレチノイン)ピーリング/菊地克子 
														  III.私の工夫 
														    1.ニキビ/上中智香子 
														    2.肝斑・シミ/中田元子 
														    3.シワ/大久保 麗 
														    4.過敏症肌への治療経験/具志明代 																											 
														  
														 連載 
														  弁護医師®の法律ケミカルピーリング/田邉 昇 
														   第6回 医療刑事事件と同意の話 
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