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東京 6/11(日) |
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2025年,日本は超高齢化社会を迎え,65歳以上の高齢者人口は約3500万人(人口比 約30%)に達すると推計されています。この超高齢時代に向けて,多くの医療職・介護職の方が「在宅ケアを充実させなくては…,でも具体的にどうすればいいのだろう?」という漠然とした不安を持っていることと思います。
2010年に実施された社団法人日本オストミー協会の第7回生活実態調査報告書においても,ストーマ保有者の70歳以上が62%を占めています。また,生活上抱えている問題や悩みとして「ストーマの管理ができなくなった場合の不安」「老齢化で寝たきりや半身不随になること」「災害時のストーマケアの補給」が上位を占めており,ストーマ保有者自身も在宅でのストーマケアに大きな不安を抱えています。
講師は30年以上にわたって大学病院でストーマケアに携わってきましたが,東日本大震災をきっかけに,2014年4月より「地域における皮膚・排泄ケアの向上」を目的に在宅に活動を移行しました。大学病院では,「東北地区のストーマケアの質の向上」を目標に,ストーマ保有者に術前から生涯にわたるストーマケアを提供する一方,講習会や研究会,地域医療者を対象とした公開講座等を意欲的に開催してきました。
しかしながら,実際の在宅の場では,病院でのケアが不十分で便漏れや皮膚障害に苦悩するストーマ保有者,フォローアップ体制が整備されていないために行き場のないストーマ保有者,問題があっても気軽に相談できないストーマ外来,在宅医療者・介護職者の知識・技術の不足により装具交換がやっとの継続ケア,ストーマがあるだけで入所できない施設など,さまざまな問題が山積しています。これらの現状を踏まえ,早急に解決すべき課題として,病院におけるストーマケアの質の確保,長期的なフォローアップ体制の見直し,病院と地域医療者との連携強化,地域医療者・介護職者の教育体制の整備,災害時の支援体制の整備が急務と考えます。
本セミナーでは,「今,在宅に求められるストーマケア」と題し,在宅におけるストーマケアの現状と課題を明確にし,課題に対する解決策を具体的に解説したいと思います。
ストーマ保有者が人生の時々に必要な最高のストーマケアを受けられるよう,明日からのストーマケアに生かしていただければ幸いです。皆様のご参加をお待ちしています。
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講
師 |
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熊谷英子 先生 |
むらた日帰り外科手術・WOCクリニック 統括看護部長 皮膚・排泄ケア認定看護師 |
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【講師からのメッセージ】
2025年の超高齢化社会に向け,在宅ケアの質の向上が叫ばれています。私達が日々実践している「ストーマケア」は,本当にストーマ保有者の安心につながっているのでしょうか。本セミナーでは,在宅におけるストーマケアの現状を述べ,「今,在宅に求められるストーマケア」について参加者の皆様と一緒に考えてみたいと思います。きっとあなたが成すべきストーマケアを見出すことができると思います。
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【東京会場】 |
会 場:ヒューリックカンファレンス 3階 ROOM5
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〒111-0053 東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル
【地図を見る】
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日 時:2017年 6月11日(日) |
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※会場は変更となる場合がございます。予めご了承ください。 |
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【本セミナーの目標】
●在宅におけるストーマケアの現状と課題が理解できる
●今,在宅に求められるストーマケアが何かを理解できる
●課題を解決するために必要な方策を理解できる
●明日から自分が実践すべきストーマケアを見出すことができる
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9:30〜16:30
Section1:在宅におけるストーマケアの現状と課題
Section2:在宅ケアを見据えたストーマ装具選択
Section3:在宅につなぐセルフケア指導
Section4:ストーマケアに求められる地域医療連携
Section5:在宅医療者・介護職者の教育体制の整備/ストーマケアにおける災害対策
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※上記内容・進行予定は,変更する場合があります。 |
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ヒューリックカンファレンス 3階 ROOM5
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JR総武線 浅草橋駅 西口より徒歩1分
都営浅草線 浅草橋 A3出口より徒歩2分
[google mapで見る] |
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