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ご遺体の状態などを配慮しながら,ご家族の意向を最優先し,貴重な看取りの場面のサポートをするエンゼルケアは,ケースに応じた柔軟な判断と対応が必要です。
ご家族がご遺体の冷却を拒んだ場合にどう判断するか。
しばらく点滴は入れておいてほしいと言われたときどう判断するか。
開いている口は閉じなくていいですと言われたときにどう対処するのか。
など,さまざまな状況において,担当者としての判断が求められます。
その場で看護師として自信を持って判断・対応するには,何を知っておくべきか,何を考えておくべきか。
本セミナーは,その答えとなる内容を目指して,エンゼルケアの検討・実践のために絶対におさえておいていただきたい点を講演いたします。
具体的には,
●エンゼルメイクを含むエンゼルケアの言葉の定義
●エンゼルケアの目的の整理やキーワード共有のすすめ
●従来の死後処置の方法が変化している現状
●エンゼルケアの検討・実践のために把握しておいてほしい点
●死後の身体変化を踏まえたケア
●コミュニケーションの重要性
●エンゼルメイクが看取りの手段になるということ
●ならわしの考え方
●エンゼルケアにまつわる社会事情
●柔軟な対応のベースとなる基本の流れや手技
など,議論,検討,実践に役立ち,マニュアル刷新の参考にもなる内容としました。
また,顔のエンゼルメイクのデモンストレーションを通して,実際の手つきや化粧品の扱いなどを参考にしていただきたいと思います。
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講
師 |
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小林光恵 先生 |
エンゼルメイク研究会 代表
元看護師/著述業。2001年よりエンゼルメイク研究会代表として,エンゼルケアの検討を続けている。エンゼルケア関連著書として『説明できるエンゼルケア』(医学書院),『ナースのための決定版エンゼルケア』(学研メディカル秀潤社)など。
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【講師からのメッセージ】
病院以外の施設や自宅で臨終を迎えるケースが増えており,エンゼルケアはますます柔軟な判断と対処が求められる状況になっています。
ナースのみなさんからエンゼルケアについてさまざまに問い合わせがありますが,そのなかでも,顔のエンゼルメイクのまつわる物品,すなわち化粧品類についての質問が少なくありません。
化粧品の知識を持つことで,何で代用すればよいのか,などなど,その場での柔軟な判断が可能になります。そこで本セミナーでは,化粧品の解説も盛り込みます。私のセミナーでは初めてです。ぜひ参考にしていただきたいと思います。 |
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※会場は変更となる場合がございます。予めご了承ください。 |
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【本セミナーの目標】
● なぜ,ケース別に柔軟な判断をすることが必要なのか理解する
● 死後の身体変化など,検討や実践の前に把握しておくべき点を理解する
● 基本の流れと基本手技がわかり実践に生かすことができる
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9:30〜9:35
オリエンテーション
第1講 9:35〜10:20
検討・実践の際に必ず把握しておきたいことI
・死後の身体変化
・コミュニケーションの重要性
- 休憩10分 -
第2講 10:30〜11:20
検討・実践の際に必ず把握しておきたいことII
・エンゼルメイクが看取りの手段になるということ
・コスト,ならわし,社会事象について
- 休憩10分 -
第3講 11:30〜12:30
エンゼルケアの考え方
・柔軟な判断こそがエンゼルケア
・エンゼルケアの目的の整理と共有/キーワードの共有のすすめ
- 昼食60分 -
第4講 13:30〜14:20
実践の基本の流れと基本手技
- 休憩10分 -
第5講 14:30〜15:20
状況別対応策:黄疸,出血,拘縮,口や目蓋の開きなど
- 休憩10分 -
15:30〜16:30
化粧品の知識と顔のエンゼルメイクのデモンストレーション
質疑応答
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※上記内容・進行予定は,変更する場合があります。 |
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