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HEART 13年11月号
循環器ナーシング 2015年11月号
SOLD OUT

2015年10月15日発売
A4変型判
価格:本体 2,000円+税
ISBNコード:978-4-287-86051-9
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特集心臓リハビリテーション〜リスク管理の実際〜

企画編集/長山雅俊
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目次[PDF 特集[PDF 特集[PDF 特集[PDF
 超高齢社会を迎えた今,心臓リハビリテーションが注目を集めています。その背景には,虚血性心疾患に対するカテーテル治療だけでは予後が改善しないことに医療者たちが気づきはじめ,心臓リハビリテーションの予後改善効果が次々と報告されるようになったということがあります。虚血性心疾患に対しての包括的な心臓リハビリテーションは,運動能力を高めることで生活の質を高め,早期の復職を可能とするばかりでなく,再発を予防するための積極的な治療であるという理解が必要です。
 一方,重症患者さんはどうしたらその心臓の許される範囲のなかで安全に訓練をして,その効果を十分に導き出すことができるのでしょうか。急性期医療ばかりがもてはやされる現代医療において,患者さんにとって最も重要なことは,急性期医療が終わった後の自己管理であり,生活機能の拡大です。そして,患者さんは何よりも元気になるための方法や自分の可能性について知りたいのです。また,「一人一人の患者さんにとって,今何が必要なのか」を多職種で考えるチーム医療としてのリハビリテーションは,人生を救う心臓リハビリテーションと言い換えることもできます。
 心臓リハビリテーションの適切な運営においては,急変の起こりうる心臓病患者さんについての情報をどのように集めて,多職種でいかに共有しリスク管理をするかということが鍵となります。共有すべき項目には,心疾患そのものの重症度や治療経過ばかりでなく,ADLや家庭環境,最近注目されているFrailty(フレイル,脆弱)やカヘキシーの問題,運動機能,心の状態についての評価なども重要となってきます。そしてそれらの情報をもとにして運動処方箋を発行し,患者教育を含めて具体的にどのように行っていくかを計画していく必要があります。本特集ではこれらの評価項目について,なるべく具体的に実感できるように心がけました。じっくりお読みいただければ,自分たちの施設でもすぐに応用できることが多いと思いますので,お役立ていただけますと幸いです。
長山雅俊
(公益財団法人 日本心臓血圧研究振興会附属 榊原記念病院 循環器内科 部長)
特集
Ⅰ.

Ⅱ.















Ⅲ.


総論
 心臓リハビリテーションとは/角口亜希子
リスク管理のためのアセスメントのポイントを学ぶ
1. 機能評価/堀 健太郎
2. 運動負荷試験/前田知子
3. 運動療法
 ベッドサイドリハビリテーション/齊藤正和ほか
 有酸素運動/安達裕一
 インターバルトレーニング/齊藤正和ほか
 レジスタンストレーニング/安達裕一
 在宅心臓リハビリテーション/諸冨伸夫
4. 薬物療法/大野哲郎
5. 患者教育/川口麻美
6. メンタルケア
 心疾患患者におけるこころの問題/笠田 舞
 メンタル評価(スクリーニングとその対応)/笠田 舞
 リラクセーション/長谷川恵美子
 アサーション・トレーニング/長谷川恵美子
実際の症例から学ぶ〜ココに注意!〜
1. 外来通院患者に対する心臓リハビリテーション/上脇玲奈
2. 心臓外科手術後患者に対する心臓リハビリテーション/塩谷洋平