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HEART 13年11月号
循環器ナーシング 2015年7月号
SOLD OUT

2015年6月15日発売
A4変型判
価格:本体 2,000円+税
ISBNコード:978-4-287-86047-2
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特集他疾患を持つ患者さんの看護ケア−糖尿病・認知症・CKD・がん−

企画編集/伊藤 浩
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目次[PDF 連載[PDF 特集[PDF 特集[PDF
 高齢化社会を迎えて,冠動脈疾患そして心不全を持つ患者が増加している。そのような患者の多くはさまざまな合併症を持っている。
 糖尿病は冠動脈疾患のみならず心不全においても最大の危険因子であるが,治療する側の関心は血糖コントロールに向けられていた。しかしながら,薬剤による血糖コントロールだけでは生命予後の改善が得られない。基本に立ち返り,運動・食事を含めて患者の生活習慣を変える必要性に迫られている。
 CKDも同様である。CKD患者の最大の死因は心血管イベントである。腎保護だけではなく心血管イベントの予防を目的として生活習慣への治療介入が求められている。このような治療を妨げる大きな要因に認知症がある。重症ゾーンにおける管理に困難をきたすのはいうまでもない。退院にこぎつけたとしても,その後の生活習慣や服薬指導をどのように行っていくか,頭の痛い問題である。
 また,担がん患者も増加している。そのような患者に“手術を安全に行う”ということは周術期の心筋梗塞発症を予防し,心不全を起こさないようにすることである。術前の血行再建には心筋梗塞予防効果がないことから,それに代わる新たな治療戦略が求められている。術前に何を評価し,どのようにしたら予防できるのか,そしてDVTを予防するにはどうしたらよいのか。いずれの問題も循環器チームとしての連携と力量が試される分野である。
 本特集は,このような循環器診療の周辺にあり日常臨床において重要な話題を取り上げ,各領域のエキスパートに経験を踏まえてその対策をわかりやすく述べていただくこととした。明日からの実践に役に立つことがあれば筆者一同の幸せである。
伊藤 浩
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 生体制御学講座〔循環器内科学〕 教授
特集
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心臓疾患の最大のリスクファクター:糖尿病/櫻木 悟
糖尿病患者の生活習慣を変える工夫/吉沢祐子
CCUにおける認知機能障害にどう対応する?/馬場華奈己
認知症を持つ患者の退院後の生活指導をどうする?/山本昌子
CKDは心臓病患者の生命予後を悪化させる/内田治仁
CKDを持つ患者への生活指導をどうする?/宇野真理子
担がん患者と循環器疾患:周術期管理とDVT/戸田洋伸,伊藤 浩
担がん患者のDVTを予防する/笹本奈美
循環器疾患患者の周術期管理の要点/岩政美智子,山科由美子
連載
循環器疾患のキホン〜病態生理で読み解こう〜
・第2回 急性心不全/木田圭亮